朝シャンはハゲの元?

20代までは毛量が多かったのに、30代になると薄くなってきたような気がするという人もおられます。
10代、20代の時は、おしゃれにも興味があり、その一部でもあるヘアスタイルにもこだわりを持ちます。
起床後に朝食を終えるとヘアスタイリングの前に朝シャンをする人もおられるでしょうが、朝シャンがハゲの原因であるいう噂があります。
しかし、本当に朝シャンがハゲの原因なのか疑問を持たれる人も多いでしょう。
そこで、朝シャンがハゲの原因となるのかについて詳しく説明してみます。

まず、薄毛が進行する原因は様々であり、男性と女性でその原因やメカニズムも異なります。
男性の場合、多くの原因が遺伝的要素と言われており、母方の祖父母が薄毛であった場合、その遺伝子を大きく受けていると考えられています。
そのほかには、毛染めにより毛根にダメージを受けてしま場合、動物性油脂を多く含む食品摂取を過剰に行うこと、ストレス、自律神経の乱れ、間違ったヘアケアなど様々です。
間違ったヘアケアの中には洗髪も含まれます。
髪は血液から送られる栄養素が毛乳頭に到達することで毛根が細胞分裂を繰り返し、毛穴から黒い髪となって成長します。
毛穴から髪が飛び出る際に皮脂腺から分泌する皮脂が髪と毛穴の摩擦を減らし、成長する髪に適度な皮脂の膜をつくります。
さらに毛穴への細菌の侵入を防ぐことや、頭皮に適度な皮脂膜をつくることで紫外線などのダメージを抑えるなど様々な役割があります。

ただ、これだけの役割を持つ皮脂でも分泌を繰り返すことで、過剰なまでに毛穴に詰まると、逆に髪の成長を妨げ、毛穴や頭皮に炎症を起こすという問題が発生します。
皮脂には髪の成長を妨げる5αリダクターゼという還元酵素が存在し、これが男性ホルモンであるテストステロンと結合することで、毛乳頭に髪の成長をストップする指令を出し、ヘアサイクルを短くします。
朝には寝ている間に分泌される皮脂が酸化した状態で頭皮に付着しているため、洗髪自体は問題ないのですが、問題となるのはシャンプーに含まれる合成成分であり、一般には界面活性剤と言われています。
界面活性剤は毛穴に詰まった皮脂汚れを強い洗浄力で取り除きますが、しっかりと濯ぎをしなければ、毛穴に界面活性剤が残って逆に脱毛原因となります。

とくに、朝シャンは慌ただしい朝に短時間で洗髪すると毛穴に取り残された成分が毛根にダメージを与え、ヘアサイクルを乱します。
朝シャンをしてもしっかりと濯ぎをすれば、とくに問題はないです。
髪や毛穴に負担を与えない天然成分のシャンプーを掌で良く泡立てて優しく揉みこむように洗浄すれば毛穴もきれいになり、濯ぎの際に泡切れ良く流せます。

髪の毛は寝ている間の環境が大切

髪の成長は寝ている間に行われると言われています。
髪は毛乳頭で毛根から細胞分裂を起こし生産され、新陳代謝により発毛が促されます。
髪の成長が活発化する時間帯は夜の10時から2時頃と言われており、この時に質の良い睡眠状態にあるか否かで成長に差が出ると言われています。
また、就寝前の夜の頭皮環境も大切で、毛穴に詰まった汚れや皮脂がきれいに取り除かれているかも重要です。
夜の入浴で適度な発汗により代謝を促進させ、毛穴に詰まった汚れを洗髪により落とし、その後の睡眠で髪の細胞分裂を促進させます。
ここで大事なポイントとして、正しいヘアケアとして、洗髪後の乾燥です。
洗髪を終えた後、しっかりとタオルドライを行い、その後にドライヤーを使用してしっかりと髪を乾燥させます。
自然乾燥は髪のキューティクルが剥離するのをすすめるので素早く乾燥させてください。
ドライヤーは頭皮から20センチ以上離して使用してください。

必要に応じてヘアエッセンスや育毛剤を使用してマッサージすると良いでしょう。
そこから質の良い睡眠をすることで髪の成長が期待できます。
髪や頭皮に必要な脂を取り過ぎることは、頭皮の炎症をすすめることともなるため、朝はシャンプーを使用せず、お湯のみを使用してすすぎ、表面に出た脂のみを取り除くのも良いです。
お湯シャン後のヘアエッセンスや育毛剤の使用も髪や頭皮に良いでしょう。